Logicool GのロングセラーであるG PROとG PRO X、名前が似すぎていてどちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。実はこの2つ、パッと見のデザインやサイズ感は瓜二つですが、中身の仕様には大きな違いがあります。ここ、気になりますよね。今回は自作キーボードにどっぷりハマっている私ナギが、両モデルの違いをスペックから実際の使い心地まで深掘りして解説します。この記事を読むことで、自分にとって本当に必要なモデルが明確になり、購入時の失敗を未然に防ぐことができますよ。
この記事のポイント
- G PROとG PRO Xの決定的な機能差について理解できる
- キースイッチのホットスワップがもたらすメリットがわかる
- 自分のプレイスタイルに最適なモデルの選び方が見えてくる
- 中古購入時やスペック詳細における注意点を押さえられる
GPROとGPROXのキーボードの違いを徹底比較

Logicool Gのゲーミングキーボード選びで多くの人を悩ませるのが、G PRO(無印)とG PRO Xの機能的な立ち位置の違いです。まずは核心となる部分から整理していきましょう。見た目がほぼ同じだからこそ、店頭や通販ページでは違いが伝わりにくいんですよね。でも、実際には「買ったあとに何ができるか」がかなり変わってきます。スペック表だけでなく、日々の使い方や将来の拡張性まで含めて考えると、判断基準はかなりクリアになります。
両モデルの最大の違いはスイッチの交換性
この2つのモデルを分かつ最大のポイントは、キースイッチの交換(メンテナンス)が可能かどうかという点に尽きます。G PRO(無印)は、キースイッチが基板にハンダ付けされているため、物理的な取り外しができません。一方でG PRO Xはホットスワップに対応しており、専用の工具でスイッチを引き抜き、別のスイッチへと自由に交換することが可能です。故障したキーだけを交換したり、打鍵感を変えたりできる点は大きな差別化要因ですね。
この差は、単なる「カスタムできる・できない」以上の意味があります。たとえば、長く使っていてAキーだけ反応が鈍くなったとき、G PRO(無印)では基本的に修理や買い替えの判断になりやすいです。対してG PRO Xなら、そのキーだけを交換して延命できるので、コスト面でも気持ちの面でもかなり楽なんですよ。さらに、ゲーム用に軽い押下圧のスイッチへ変えたり、普段のタイピング用に少し重めの軸へ変えたりと、用途に合わせた調整もできます。
スペックを整理すると、G PROは「完成された定番をそのまま使うモデル」、G PRO Xは「自分の手に合わせて育てるモデル」と考えるとわかりやすいです。どちらもテンキーレスで扱いやすいですが、内部構造の自由度はかなり違います。私の感覚だと、最初の一台としてはG PROでも十分ですが、キーボードに触れる時間が長くなるほどG PRO Xの価値がじわじわ効いてきます。
ホットスワップ対応が重要な理由
ホットスワップ対応の最大のメリットは、キーボードを長く愛用できることです。長期間使用していると、どうしても特定のキーの反応が悪くなったり、チャタリングが発生したりすることがあります。G PRO Xなら、問題のあるスイッチだけを抜き取って新品に交換すれば、買い替えることなく使い続けられます。自作キーボード沼の住人としては、このメンテナンス性の高さだけでG PRO Xを選ぶ価値があると感じますね。
しかも、ホットスワップの魅力は故障対応だけではありません。打鍵感の「試し替え」が気軽にできるのも大きいです。たとえば、最初はクリッキーを選んでいたけれど、配信や夜間作業で音が気になってきた、というケースはよくあります。そんなときにスイッチごと交換できれば、キーボード本体を丸ごと買い直す必要がありません。これは、結果的に周辺機器全体の出費を抑えることにもつながります。
よくある失敗としては、「どうせ交換しないから無印でいい」と考えて買ったあとに、打鍵感の好みが変わるパターンです。ゲームのジャンルが変わったり、仕事で文字入力の比重が増えたりすると、求めるスイッチ特性は変化します。最初にそこまで想像できる人は少ないので、将来の自分に選択肢を残したいならG PRO Xのほうが安心感があります。ナギとしては、キーボードは“今の快適さ”だけでなく“後からの調整余地”まで含めて選ぶのが失敗しにくいと思っています。
スイッチ選択の自由度

G PRO(無印)は基本的にクリッキーな「GX Blue」軸のみの展開ですが、G PRO Xは購入時にリニア(赤軸系)、タクタイル(茶軸系)、クリッキー(青軸系)の3種類から選ぶことができます。また、購入後に別売りのスイッチキットを追加購入すれば、後から好みの押し心地に変更することも可能です。この「後から変えられる」という安心感は、自分の好みがまだ定まっていない人にとって非常に大きなアドバンテージです。
ここで大事なのは、スイッチの違いが単なる“音の好み”にとどまらないことです。リニアは引っかかりが少なく、素早い連打や反復入力に向いています。タクタイルは押した位置がわかりやすいので、誤入力を減らしたい人や、ゲームだけでなく文章入力もする人に向きやすいです。クリッキーは押した感触と音がはっきりしていて、打っている実感が強い反面、静かな環境ではやや気を使います。
スペックを見ても、同じ「GX」でも押下圧や作動点の感覚はかなり違ってきます。購入時に選べるということは、最初から自分の用途に寄せられるということなので、初心者ほど恩恵が大きいかもしれません。逆に、無印を選ぶ場合は、最初からクリッキー前提である点を理解しておいたほうがいいです。自宅の使用環境が家族と共有だったり、深夜の作業が多かったりするなら、音の面もかなり重要な判断材料になりますよ。
基本スペックでの比較
| 項目 | G PRO(無印) | G PRO X |
|---|---|---|
| キースイッチ | 固定(ハンダ付け) | ホットスワップ対応 |
| カスタマイズ性 | なし | スイッチ交換可 |
| 想定ユーザー | 予算重視・FPS初心者 | 中上級者・こだわり派 |
| 購入後の調整余地 | 少ない | 大きい |
| 故障時の対応 | 修理・買い替え寄り | 部分交換しやすい |
数値上のサイズや重量、接続方式といった基本仕様は、両モデルとも共通です。幅361mm、奥行153mmのテンキーレスデザインで、デスク上のスペースを圧迫しない設計はどちらも優秀ですね。加えて、ゲーミング用途ではテンキーを削ることでマウスの可動域を広く確保できるので、FPSやアクションゲームとの相性も良好です。
スペック比較で見落としやすいのが、「本体の大きさが同じでも、内部の価値が違う」という点です。G PROは完成品としての安定感があり、G PRO Xは拡張性という付加価値があります。どちらが上というより、何を重視するかで評価が変わります。たとえば、購入時点では違いが小さく見えても、1年、2年と使い続けるほどホットスワップの価値が効いてきます。長期運用を前提にするなら、単純な初期価格だけで選ばないほうがいいです。
デザインやサイズは両モデル共通
外観については、どちらも同じ筐体を採用しているため、デスクに置いた際のサイズ感や見た目は全く一緒です。着脱式のMicro-USBケーブルや、ライティング設定を本体に保存できるオンボードメモリ機能も備えています。「見た目はどちらも最高にスタイリッシュ」という点は共通しているので、どちらを選んでもデスク環境がスマートにまとまるはずですよ。
この筐体の良さは、派手すぎないのにゲーミングらしさがあるところです。主張が強すぎるデザインだと、仕事用デスクや配信環境では浮いてしまうことがありますが、G PRO系は比較的どんな環境にもなじみやすいです。特にテンキーレスは、マウス操作とキーボード操作の距離を詰めやすいので、肩や腕の負担を減らしたい人にも向いています。
また、Micro-USBという点は、今の感覚だと少し古さを感じるかもしれません。ただ、着脱式であること自体はメンテナンス面で便利です。ケーブルが断線したときに本体ごと終了、ということになりにくいのは地味に助かります。スペックを細かく見ると、ライティングの保存やソフトウェア連携など、実用面での完成度はまだまだ高いです。見た目だけではなく、日常運用のしやすさまで含めて考えると、長く使える設計だと感じます。
自分のプレイスタイルに合うGPROとGPROXのキーボード選び

違いがわかったところで、次は「結局どっちを買うべき?」という判断基準についてお話しします。自分のプレイスタイルに合わせて選ぶのが失敗しない秘訣です。ここで大切なのは、スペックの優劣ではなく、あなたの使い方との相性を見ることです。ゲーム中心なのか、タイピングも多いのか、静音性を重視するのか。こうした条件を整理すると、答えはかなり見えやすくなります。
GPROはコスト重視のユーザーにおすすめ
もしあなたが「とりあえず信頼できるゲーミングキーボードでFPSを始めたい」という場合や、「軸の交換やカスタマイズには興味がない」のであれば、G PRO(無印)で十分です。コストパフォーマンスの面で非常に優れており、無駄な機能を省いて価格を抑えているため、浮いた予算をマウスやマウスパッドに回すのが賢い選択と言えます。
実際、FPSや対戦ゲームでは、キーボードそのものよりもマウスの精度やマウスパッドの滑りやすさのほうが体感差につながることも多いです。なので、「まずは安定した有名モデルを使いたい」「キーボードで大きく迷いたくない」という人には、G PROのシンプルさはかなり魅力的です。余計な選択肢が少ないぶん、買ってすぐにゲームへ集中しやすいのもいいところですね。
ただし、コスト重視で選ぶときの注意点もあります。初期費用は抑えられても、将来的に不具合が出たときの柔軟性はG PRO Xより低いです。つまり、短期的な節約には向いていても、長期的な“育てる楽しさ”は少なめです。これを理解したうえで選べば、G PROはかなり満足度の高い選択肢になります。
GPROXはこだわり派ゲーマーの選択肢
逆に、「将来的に別の押し心地を試してみたい」「自分だけの打鍵感を追求したい」と考えているなら、間違いなくG PRO Xです。キーごとのスイッチ配置をカスタマイズすることも可能なので、WASDキーだけ別の軸にするなんて遊び方もできます。FPSの腕が上がるにつれて好みが変わることはよくありますから、その変化に対応できるのは強みですね。
G PRO Xは、単に“高機能”というより、使い手の変化に寄り添えるのが魅力です。最初はゲーム用として導入して、後から仕事用の文字入力も快適にしたくなったらタクタイルへ変更する、という流れも自然です。こういう柔軟さは、キーボードを長く使う人ほどありがたさが増します。私自身、自作キーボードを触っていると「あとから変えられる余白」がどれだけ価値あるかを何度も感じます。
また、こだわり派にとっては見た目の統一感も大事です。G PRO Xは、内部の構造を触れるだけでなく、ライティングやキー配列の調整も含めて自分好みに寄せやすいです。ゲーム用の最適化を突き詰めたいなら、こうした“調整できる余地”が大きな武器になります。
Logicool純正のGXスイッチは、リニア、タクタイル、クリッキーの3種展開です。気分やゲームに合わせて手軽に「模様替え」できるのは、ホットスワップ対応モデルだけの特権です。しかも、キーごとに違う軸を試すこともできるので、WASDだけ軽くして反応速度を上げる、といった細かな調整も現実的です。
中古で購入する際の注意点

中古市場で探す際は注意が必要です。G PRO Xの強みであるホットスワップは、前所有者がスイッチを頻繁に抜き差ししていた場合、ソケット部分が摩耗している可能性があります。スイッチ交換のメリットが逆にメンテナンスの苦労になることもあるため、状態確認は慎重に行ってください。
中古を選ぶときは、外観のきれいさだけで判断しないほうがいいです。キーのテカリや筐体の傷はまだわかりやすいですが、内部ソケットの状態は写真だけでは読み取りにくいです。もし可能なら、各キーの反応確認が取れている個体を選ぶのが安心です。特にG PRO Xはホットスワップ機構が魅力なので、その部分が傷んでいると本来の価値が下がってしまいます。
よくある失敗は、価格の安さだけで飛びついて、あとから接触不良やキーの浮きを抱えるケースです。中古は当たり外れがあるので、保証の有無や返品条件も確認したいところです。ナギとしては、少し高くても状態の良い個体を選ぶほうが、結果的に満足度は高いと思います。
選べるスイッチの種類と特徴
LogicoolのGXスイッチは、それぞれ明確な特徴を持っています。リニアは反応がスムーズでFPS向け、タクタイルは心地よいクリック感がありタイピングも快適、クリッキーはしっかりとした打鍵感と音を楽しめます。自分の操作感覚に直結する部分なので、よく比較検討してみてください。
もう少し具体的に言うと、リニアはキーを押したときの抵抗が少なく、素早い連打や素早い切り返しがしやすいです。タクタイルは押下の途中で「ここで入った」とわかるので、誤入力を減らしたい人に向きます。クリッキーは音と感触がはっきりしていて、入力の気持ちよさを重視する人には刺さりますが、周囲への配慮は必要です。スペック上は同じキーボードでも、スイッチでまったく別物に感じるのが面白いところですね。
選ぶときのコツは、「ゲームだけでなく何に使うか」を考えることです。ゲーム専用ならリニア寄り、文章入力や作業も多いならタクタイル寄り、打鍵感の楽しさを優先するならクリッキー寄り、というふうに整理すると失敗しにくいです。迷ったら、まずは静かな環境で長時間使っても疲れにくいかを基準にしてみるといいですよ。
スイッチ交換時の互換性と注意点を解説
注意してほしいのが、交換用スイッチの互換性です。G PRO Xで使えるのは基本的にLogicool純正のGXスイッチのみです。Cherry MX互換スイッチなど、他社製のスイッチを無理やり取り付けようとすると、基板を破損させる恐れがあります。保証対象外となるリスクも高いため、カスタマイズの際は必ず純正パーツを使用するようにしましょう。
ここはかなり大事なポイントです。ホットスワップ対応だからといって、何でも入るわけではありません。ピンの形状や寸法、ソケットとの相性が少しでもズレると、押し込み時に負荷がかかってしまいます。結果として、接点不良やソケット破損につながることもあるんです。せっかくの拡張性を壊してしまっては本末転倒ですよね。
交換作業をするときは、静電気対策や作業スペースの確保も重要です。無理に力を入れず、真っすぐ抜き差しすることが基本です。初めて触る人は、いきなり全交換するのではなく、1個だけ試して感触をつかんでから進めると安心です。こういう小さな慎重さが、長く使えるキーボード運用につながります。
接続方式やライティング機能の共通点を確認
両モデルとも有線接続方式を採用しており、信号の遅延を気にする必要はありません。LIGHTSYNC RGBにも対応しており、G HUBソフトウェアを使えば、自分好みの発光パターンに彩ることも可能です。最新のデバイス環境を整えるなら、PCパーツ選びの際にも役立つ失敗しないPCパーツ2026トレンド!最強の一台を組むための重要指標を併せて確認しておくのもおすすめですよ。
有線接続の強みは、安定性が高く、充電や電池残量を気にしなくていいことです。特に対戦ゲームでは、わずかな遅延や接続切れの不安がないだけでストレスが減ります。ライティングについても、単なる装飾ではなく、プロファイル切り替えの視認性を高めたり、暗い部屋でキー位置を把握しやすくしたりと実用的です。
ただし、光り方にこだわりすぎると、設定が複雑になって本来の目的を見失うこともあります。まずは必要最低限の明るさや色に絞って、そこから好みに合わせて調整するのがおすすめです。デスク全体の統一感を意識すると、見た目も使い勝手もまとまりやすいですよ。
迷った時の選び方とGPROとGPROXのキーボードの違いまとめ
最後にまとめると、メンテナンス性を重視するなら迷わずG PRO X、初期コストを抑えてまずは定番モデルを使いたいならG PRO(無印)を選ぶのが正解です。現在の主流はワイヤレス版に移行しつつありますが、有線モデル特有の安定感や軽さは今なお現役です。最終的な判断は、メーカーの公式製品ページなどで詳細スペックを確認し、自分の環境に合っているか確認してから行ってくださいね。納得感のある一台を選んで、最高のゲームライフを楽しみましょう!
もう少し実用的に言うと、あなたが「買って終わり」で満足するタイプならG PRO、買ってから触り続けて最適化したいタイプならG PRO Xが向いています。どちらも完成度は高いので、失敗しないためには“自分がキーボードに何を求めるか”をはっきりさせることが大切です。私は、迷ったら長く使う前提で考えるのがおすすめだと思っています。キーボードは毎日触る道具なので、後悔の少ない選び方をしたいですよね。
もしあなたが、ゲームだけでなく作業や入力の快適さも重視するなら、交換性のあるG PRO Xはかなり心強い選択です。逆に、価格と性能のバランスを重視して「まずは定番を」と考えるならG PROで十分に満足できるはずです。どちらを選んでも大きく外しにくいシリーズですが、違いを理解して選ぶだけで満足度はかなり変わります。ここまで読んだあなたなら、もう迷いすぎずに判断できるかなと思います。